最近読んだ漫画まとめ
ここ二週間くらい、面白い漫画がたくさん発売されたので以下にまとめと一行コメント。
・真島悦也「コイネコ」(7)
この人の漫画で一番好きだ。今回はかるーく楽しめて、ちょっと哀愁もあって、やっぱいいね。あと表紙だけでご飯三杯。
・小島あきら「まなびや」(1)
・小島あきら「わ!」(1)
久しぶりの新作2冊。つっても実はまほらば持ってないんだけども。まさにオンリーワンじゃないですかね。この雰囲気。コメディやってるほうが好きなので(あんまりシリアス楽しくないような気が個人的に)、「わ!」はもう大好きで何度も読み返す。
・よしながふみ「きのう何食べた?」(3)
まさに名作。このシリアスとコメディのバランス感覚、誰も真似できない。あと料理がすんげえ旨そう。今度父親に作ってもらおう。
・中村光「聖☆おにいさん」(4)
今回は前巻よりよかったかも。二人きりの話が多くて、原点回帰? そうでもないか。来るぞ来るぞ……きたっ! ていうフリ→オチの構成パターンばかりで作られているのはある意味4コマみたいだ。読みやすいけど、そうじゃない構成の話も見てみたいような。
・桂明日香「ハニカム」(3)
もう最高。今やってるラブコメ漫画の中だと最高峰じゃないっすか。どうすか。ニヤニヤとまんない。あーうわーっていうもどかしさにあふれているマジ良作。守時さんの純粋さが大変愛おしい。
・阿部川キネコ「辣韮の皮」(7)
完結してもうた……俺はこれからどうやって生きていけば(大げさ)。オタクネタを中心にしつつ、やっぱりキャラ漫画なので、キャラがみんな立ちまくり魅力的まくりなので、本当に気持ち良い。終わり方は、もう少し関係性が進展しても良かったような気がするけど、これはこれでまとまりは良いかな。不器用な二人のエピソードが最高だった。
・TONO「カルバニア物語」(12)
ずっと待ってた新刊! 王政なのに王(いや、女王だけど)が絶対じゃないというのがすごい。みんな自分がどういう人物で何をすべきなのかをきちんと理解していて、その上で必死に今を生きている。要は賢いんだな、全員。理想的な国だと思います。一度でいいから、タニアやエキューやライアンに会って話をしたい。それが俺の夢。
・みずしな孝之「けものとチャット」(5)
よくこんなにネタが続くなあ。猫をキャラとして立たせているのが勝因か。テンションも落ちない。たまにガチで爆笑するネタがあって電車で読んでいた俺は死んだ。絶好調、でしょう。
・D・キッサン「共鳴せよ! 私立轟高校図書委員会」(4)
完結やあ……。このあたりで終了したのは、一つの正解かと。ああ。誰も彼もいとおしい。シュールなショートよりも4コマやってるときの方が好き。でも「たほいや」の話はギャンブル漫画の傑作だと思うですよ。やってみたいな、たほいや。
・近藤るるる「テラオ」(1)
ずっとやってたタカマル終了させた作者のファミ通新連載作。SFファンタジーっぽい設定を持ち込んで、あとはいつも通りの世界。せっかくの新作だし、これを機に是非。蓮沼さんもいるよ!
・よつばスタジオ「大阪万博」
あずまんが十周年記念本。1600円だけど、見合った内容。細かいグッズやら帯の内容やらメイキングやら、見所盛りだくさん。後半はいろんな人のトリビュート漫画。やっぱりあずまんがのきらら系への影響は大きいんだなあ、という人選。みんな好き勝手やりすぎてえらいことになっとる。カヅホはキルミーですら抑え気味だったんだなあ。新発見。
一行?