ラーメンズ第11回公演『CHERRY BLOSSOM FRONT 345』

 「ATOM」」(→感想)と「CLASSIC」(→感想)の中間的な内容。時系列的にはこちらの方が前ですが。
 やっぱり「ATOM」寄りのコントの方におもしろさを感じます。特に良かったのは「レストランそれぞれ」と「小説家のような存在」。舞台におけるお約束である一人多役をあえて前面に押し出した「レストランそれぞれ」は、ラスト近くのある一言のために全てがあるようなコント。破壊力は抜群です。「小説家のような存在」はどう転ぶのかわからないストーリー展開が魅力的。小林賢太郎はミステリー大好きなんだろうなあ。