ラーメンズ第13回公演『CLASSIC』
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2003/12/03
- メディア: VHS
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前回の公演「ATOM」(→感想)はプロット重視の、コントの域を(良い意味で)逸脱した内容でしたが、その反動からでしょうか、本公演は客をストレートに笑わせるコントがほとんど。もちろんそれにしたって並の芸人たちのコントとは全然違うのだけれども。個人的には「ATOM」のような内容の方が好みではありますが、これはこれで楽しいので全然OK。「ラーメンズ史上最バカ」と言われているようですが、僕はそんなにバカだとは思いませんでした。初期の、オンエアバトルのころの方がバカだったと思います。
見当違いのところにばかり注目するバニーボーイと片桐の噛み合わない会話が楽しい「バニーボーイ」と、力技っぽい歌コント「帝王閣ホテル応援歌」が特におもしろかった。深く考える必要のない、カラッと明るい公演で万人におすすめできると思います。
ちなみに、ビデオ版ではスタッフロールのあとにとあるオマケが収録されていて、これを見るとラーメンズの頭の回転の速さが垣間見えて驚きます。この二人にとって舞台という選択は必然だったのだなあとしみじみ思いました。