須藤真澄『アクアリウム』

アクアリウム

アクアリウム

 杢子は魚と話ができる女の子。おば(といっても年は若め)のしずか他様々な人と魚に囲まれながら彼女は成長してゆきます。

 水族館の、カラフルな魚たちが泳ぐ水のうすく綺麗な青色のように、どこまでも清楚で澄みわたった物語。ぜひ読んで、この物語の中に何か大切なものを感じ取ってください。僕はこの作品で人生の楽しさを知りました。多分これからの一生の間に何度も何度も読み返すことになると思います。そしてそのたびに元気付けられることになるのでしょう。この漫画に出会えて本当に良かった。幸せに思います。


 あと一つ。この作品読み終わったらどんな人でも確実に水族館に行きたくなると思います。これは絶対。