藤木俊「はじめてのあく」(1)
- 作者: 藤木俊
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/05/18
- メディア: コミック
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この漫画好きすぎてやばい。キョーコさんかわいい。前作のこわしや我聞は、何というか典型的異能力少年バトル漫画な設定なのにバトルやってるときはそんなに面白くなくて、幕間のドタバタコメディやってたり女の子たちとラブコメっぽいことしてたりした時の方が面白い、あと女の子がやたらかわいいという変な漫画だった(まあしっかり読んではいないんだけれど)。で3年後の今回だが、そりゃコメディ専門にやったら面白くなるに決まってるよな。キョーコさんかわいい。
ヒロインの家にいきなり押しかけて同居することになった男の子は悪の組織の科学者だったのでした、という話。
設定はそれなりに新鮮だが、それ以外はまあ良くあると言えば良くある。キョーコさんかわいい。しかし別にそれはマイナスにはならないのは読めばわかる。めんどくさい感じの負の感情(悩んだり憎んだり、みたいな)はすぱっと切り捨てて描かず、筆致はどこまでも軽快。絵もあまり描き込まないでシンプル。この軽さは作者の強力な武器だと思う。キョーコさんかわいい。キャラの作りもすごく好感が持てる。特に主人公の男の子。
で、ここまでこの文を読んできた方ならもうサブリミナル効果によりキョーコさんがかわいいことを十分承知であるはずでしょう。
この垢抜けないもっさい感じの娘さんがなんかもう愛らしすぎてどうしようもない。ひねてない普通に良い子なのも好感高い。顔を赤らめて恥ずかしがりながら仏頂面でこっちを見る表紙のキョーコさんに俺はもう完全にやられたわけですよ。これ→http://image.blog.livedoor.jp/fujikishun/imgs/f/9/f978a8d8.jpg。キョーコさんかわいい。裏表紙のアレなキョーコさんはもっとかわいいので各自本屋で確認されたし。何でこの人の描く女の子ってこんなにかわいいの。
これは売れるだろう。売れて欲しい。「神のみぞ知るセカイ」は狭い層に爆発的に売れたが、そうではなくてもっと広い範囲のいろんな人に楽しまれるような口当たりの良い漫画。